タイという国の不思議な社会構造。 バンコクのReserved Parkingについて
2024年07月15日
こんにちは。天上人同です。
本日は、バンコクの「デパート」や「病院」などでよく見かける
「Reserved Parking」について、書こうと思います。
前置き "不思議な社会構造"
以前にタイのそれぞれの銀行が提供する「VIPサービス」を書きましたが。
本当にタイという国は、不思議なくらい富裕層サービスが充実しています。
僕は、深くタイ社会に入りこんいるわけではないので。
具体的にどういった社会構造になっているのかまでは、わかりませんが。
平均月収などを見ると、まだまだ途上国なんだなと思ったりもしますが、
タイにある富裕層向けサービスを利用している大多数がタイ人である事も事実です。
その辺りも含めて、もっとローカルなタイ人と知り合い教えて欲しいものです。
遊んでいる場所のせいなのか、日本で言う所の「港区男子」みたいなタイ人の友達ばかりできてしまい。。 いやいや、嬉しいのですが。
ぜひとも、ローカルな付き合いもしてみたいものです。
タイでは、車にも非常に高額な関税がかけられており。
ベンツなどは、単純計算で日本の2~3倍ほどの価格で販売されていますが。
バンコク市内では、当たり前のように数多くのベンツが走っています。
本当!? 色んな意味で、不思議な国です。
Reserved Parking とは
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施設オーナーや関係者系
こちらは、そのままと言えば。そのままですが。
建物のオーナーなどが、使っている? 作っている。 "Reserved Parking" です。
例えば、ホテルのオーナーなどが。
自分専用の駐車場を作っている感じです。
こう言うの、もちろん日本でも地主さんなど、やっている事でしょうが。
ここタイは、あえて目立ちまくります。 ロビーの前にデカデカと "Reserved Parking" や "VIP Parking" と 書いたコーンを置いています。
ちなみに、こう言った施設系の"Reserved Parking"は、クレジットカードなどに付随しているわけではないので。
交渉次第で、誰でも(お金さえ払えば)使えます。
まぁ、明確な料金設定があるわけではないので。
完全に向こうの言い値では、ありますが。
バンコク市内ど真ん中のホテルで、ロビーに横付けして駐車できるのはなかなかな快感ですよ!
そして、このタイプの"Reserved Parking"。
小さな宿や、施設だけでなく。
日系で言えば、オークラホテル。
(多分、オークラがやっているサービスじゃなく。合弁会社の相手が提供)
外資で言えば、マリオットやアコー系列でも、交渉すれば。利用可能です。
僕が知っているホテルであれば、担当者?と言うか。
支配人クラスの権限ある方をご紹介できます!
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クレジットカードや銀行のVIP会員向け
こちらは、各銀行により提携している先(デパート・ホテル・病院)が異なりますので、入会前に確認してみてください!
エンポリアムなどの、[M Card]系は、SCBと相性がいいと思っています。
アイコンサイアムは、「One Siam」と言う独自のステータスシステムがありますので、日本のデパートの外商と同じようなシステムかと思います。
なぜ、 "Reserved Parking" が必要なのか?
バンコクの強烈な渋滞を見て頂ければ、分かるとも思いますが。
道路の構造が悪いだけでなく、完全にキャパオーバーな台数が走っています。
そして、タイの民族性なのか。なぜなのかは、不明ですが。
そろいにも揃って、同じような場所に集まります。
大型の高級ホテルや。高級ショッピングモールなど。
そうすると、駐車するだけで。下手すれば1時間とかかかるわけです。
そう言った時に、活躍するのが "Reserved Parking" と 言うわけです。
「運転手がいれば、解決するんじゃない?」と思われる方もいるでしょうが。
そんなことは、ありません。
降りるところまでは、スムーズにいっても。
いざ、帰ろうと思い運転手を呼んでみてください。
駐車場から出るのに、30分と言う単位でかかり。
呼んだ車が出てくる頃には、汗だくです….
ですから、バンコクのVIPは必ずといっていいほど。
よく行く場所には、"Reserved Parking"を持っています。
天上人同について
自己紹介記事のリンクを貼っておきます